ビタミンAが多い食品:上位14品
ビタミンAには2つの形があります。動物性のレチノールはそのまま働き、植物性のβカロテンは体内で必要な分だけ変換されます。
なぜビタミンAが必要なのか
ビタミンAは視覚(とくに暗所での見え方)、皮膚と粘膜の維持、免疫に関わります。不足すると夜間の見えにくさや、皮膚・粘膜の乾燥として現れます。
脂溶性で体内に蓄積するため、摂りすぎが問題になりうる数少ない栄養素です。ただし、それはほぼレチノール(動物性・サプリ)に限られます。βカロテンは必要量だけ変換されるため、過剰になりません。
ランキング:100gあたりのビタミンA
Micron が使う毎日の目安:750 µg(成人)
- 1

牛レバー(加熱)
9,440µg
> 500 %
レバーはビタミンAが非常に多いため、妊娠中は摂りすぎに注意が必要です。妊娠中の方は医師にご相談ください。
- 2

鶏レバー(加熱)
3,980µg
> 500 %
レバーはビタミンAが非常に多いため、妊娠中は摂りすぎに注意が必要です。妊娠中の方は医師にご相談ください。
- 3

さつまいも(オーブン焼き)
961µg
128 %
1食分 (150 g)1,442 µg · 192 %
- 4

にんじん(加熱)
852µg
114 %
- 5

バター
684µg
91 %
大さじ1 (10 g)68 µg · 9 %
この食品は一度に少量しか食べません。100gあたりの数値ではなく、現実的な1食分に換算して考えてください。
- 6

バターナッツかぼちゃ(加熱)
558µg
74 %
1食分 (150 g)837 µg · 112 %
- 7

ほうれん草(ゆで)
524µg
70 %
1食分 (150 g)786 µg · 105 %
- 8
スイスチャード(加熱)
306µg
41 %
1食分 (150 g)459 µg · 61 %
- 9

ドライアプリコット
180µg
24 %
1食分 (30 g)54 µg · 7 %
- 10

カンタロープメロン
169µg
23 %
1食分 (150 g)254 µg · 34 %
- 11

卵(全卵)
160µg
21 %
1個 (50 g)80 µg · 11 %
- 12

赤パプリカ(生)
157µg
21 %
数値はレチノール活性当量(RAE)で、βカロテンの変換率を織り込んだ100gあたりの値です。
ビタミンAを活かす食べ方
- βカロテンは脂溶性です。にんじんやかぼちゃは、油と一緒に調理すると吸収が大きく上がります。
- 加熱して細胞壁を壊すと、βカロテンの吸収が上がります。生より加熱が有利な数少ない例です。
- レバーは1食で1週間分を超えることがあります。頻度は週1回程度が現実的です。
- 妊娠中の方はレチノールの摂りすぎに注意が必要です。レバーとビタミンAのサプリについては医師に相談してください。
1日にどれくらい必要か
Micron の目安は1日750µg RAEです。緑黄色野菜を日常的に食べていれば、βカロテンから十分に賄えます。
不足より過剰のほうが起きやすいのは、サプリメントとレバーを併用した場合です。食品だけで植物性中心なら心配はいりません。
よくある質問
にんじんを食べると目が良くなりますか?
不足による夜盲を防ぐことはできますが、もともと足りている人の視力が上がるわけではありません。この話は第二次大戦中の宣伝が広まったものです。
βカロテンは摂りすぎても大丈夫ですか?
体が必要な分だけ変換するため、過剰症にはなりません。大量に摂ると手のひらが黄色くなることがありますが、無害で元に戻ります。
データの出典
含有量は CIQUAL(フランス食品安全庁)、USDA FoodData Central、米国国立衛生研究所(NIH ODS)の値です。毎日の目安は Micron の基準値で、EFSA(欧州食品安全機関)に準拠しています。厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」とは数値が異なる栄養素があります。 CIQUAL ↗ · USDA FoodData Central ↗ · NIH ODS ↗
⚠️ この情報は一般的な栄養の知識であり、医療的なアドバイスではありません。治療中の方、妊娠中の方、サプリメントの利用を検討している方は、医師または管理栄養士にご相談ください。
